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2025.07.10

神山?川口組が「演技」V なぎなた部プレーバック  高校女王が2度の手術経て復活

 大阪体育大学の各クラブが今季、これまでに繰り広げた熱戦を振り返ります。

 なぎなた部は6月の第44回関西学生なぎなた選手権大会で、技の正確さや美しさ、呼吸の合い方を競う演技(有段の部)で、神山(こうやま)美完(体育3年、愛媛?北条)?川口知咲季(同、和歌山北)組が優勝した。

神山美完(体育3年、愛媛?北条)



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 個人(二、三段の部)は川口、高溝遥風(体育3年、福井?鯖江)、長田かえで(スポーツ科学部1年、大阪?清教学園)、近藤結(スポーツ科学2年、愛媛?北条)が16強。個人(男子の部)は枡本新(体育3年、新潟青陵)が8強。団体はBリーグ2勝2敗だった。
 川口は2年ぶりの演技優勝。「前回は先輩が積み重ねてきたものを教えられて優勝した。今年は同期の神山とお互いの技術で支え合いながら優勝できたという点で、違う意味の喜びがある」と語った。

川口知咲季(体育3年、和歌山北)


 昨年の関西インカレは団体で5人そろわず4人で戦った。今年は1年生4人が入部し、部員は9人に。斎藤楽音(スポーツ科学部、福井?鯖江)、長田の両1年生が先鋒?次鋒を務めた。川口は「部員が増えたことで練習でも士気が上がり、楽しみながら技術を伸ばせるいい環境になった」と話す。

高溝遥風(体育3年、福井?鯖江)


 神山はインターハイで全国優勝し期待されたが、大学では反復性の左右の肩関節脱臼に苦しみ、両肩の手術を繰り返して、関西インカレはこの日が初出場だった。「昨年までは2階の観覧席に立つか、運営の係の仕事をしていて、みんなが元気で試合をしているのを『悔しい』と思いながら見ていた。その悔しさをぶつけることができて、うれしい」と振り返った。

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